2026.04.24(金)

戦争相場でもマイルールは機能した|2026年C1振り返り

2026年2月から4月9日までの、今年最初のiDeCoスイング結果をまとめる。

先に結果を言うと、5戦全勝、+231,292円。
今回はただ勝ったというより、異常な相場でもマイルールが機能したことが大きかった。

数字だけ見ると、そこまで派手には見えないかもしれない。
でも今回はかなり厳しい相場だった。
その中で負けなしで+23万まで持っていけたことに意味がある。

今回の相場環境

今回の相場は、普通の押し目買い相場ではなかった。

2月後半は日経平均が高値圏まで上がっていて、相場全体が6万円を意識する空気だった。ところが3月に入ると、米イラン情勢の悪化で流れが一変する。3月3日は 1,778円安、3月9日は 2,892円安の52,728円 まで売られ、3月末には 5万円台前半 まで沈んだ。そこから4月1日は 2,675円高 と急反発し、4月8日も停戦期待で 2,700円超高。さらにその後は4月下旬に一時 6万円 を超えるところまで戻した。高値圏 → 急落 → 5万円割れ寸前 → 急反発 → 最高値更新という、かなり読みにくい相場だった。

つまり今回は、下がったところを普通に拾えばよかった相場ではない。
戦争リスクで崩れ、トランプ発言や停戦期待で一気に戻し、また何か出ればすぐ崩れそうになる。
「このまま戻るのか」「まだもう一段下があるのか」が、ずっと読みにくかった。

売買ポイント

この相場でどう動いたか

まず高値圏で貯金を作った

今回いちばん大きかったのは、戦争が本格化する前に先に利益を作れていたことだ。

2/5に買って2/9に売った短期の1本で +46,845円
さらに2/25と2/26の高値圏で2回売って、戦争前の時点で合計約11万円の確定益を作れた。

しかも、2/25と2/26で売った玉は、2月前半から中盤にかけて仕込んでいた玉だ。
当時は日経が高値圏に向かっている最中で、「ここで買うのは高値掴みでは」と見られやすい場面だった。
実際、この時の買いは、各AIに相談しても揃って高値掴みだとダメ出しされた場面だった。
ただ、自分はまだ上がる雰囲気を感じていた。
その時にあらためて感じたのは、AIはまだ相場の熱を読むことはできないということだ。

その玉を2/25と2/26の高値圏でしっかり利確できた。
だから、戦争相場に入ったあとも最初から追い込まれた状態では入らずに済んだ。

残り100を抱えたまま戦争相場に入った

本音を言えば、戦争前に全部清算できなかったのは悔やまれる。
多少のマイナスで処分することもできた。
ただ、今回は大きく動く相場で、自分の運用ルールが本当に機能するかも試したかった。
だからここで投げず、ルール通りに動いた。

自分の運用ルールでは、攻める時でも通常は資産の3割から5割で勝負、最大でも7割までと決めている。
だから今回も、100万円の追加ならまだ資産の1割程度で、ルール上は十分余裕があった。
そこで無理に切るのではなく、ナンピンで取得額を下げつつ、掛け金も上げて、再上昇した時の利益を大きくする流れで動いた。
つまり今回の買い増しは、追い込まれてのナンピンではなく、最初から想定していたルール内の追加対応だった。

第1フェーズ:戦争ショック直後の下げを受ける

最初のナンピンは、2/27から3/5にかけて。
最高値圏の直後に崩れ始めたところを、いきなり一発で勝負せず、50万円ずつ分けて入れていった。

実際の約定を見ると、2/27 @4.0030、3/2 @3.9485、3/3 @3.8277、3/4 @3.6900、3/5 @3.7597 と、崩れ始めた局面で段階的に入っている。

3月頭の時点では、まだ「どこまで下がるのか分からない」段階だった。
だから一括ではなく分散で受けた。
ここではまず、急落の初撃を受けながら平均取得額を下げることを優先した。

第2フェーズ:3/9の急落のあとも、まだ下を警戒しながら入る

3月9日は終値 52,728円
ここが恐怖のピークに近い。
普通ならここで手が止まりやすい。
むしろ「まだもう一段下がある」と見る方が自然な日だった。

そのあと3/13、3/16にも追加で買いを入れた。
約定は @3.6603@3.6560
パニックが終わったから買ったのではなく、まだ不安が残っている中で第2フェーズのナンピンを入れた形だ。

ここでも、一発で底を当てに行ったわけではない。
先の流れを見ながら、まだ下がある前提で段階を分けて入れている。

第3フェーズ:5万円割れが見えるところで最後の買いを入れた

3月末には5万円割れが現実味を帯びるところまで行った。
「もう十分下がった」ではなく、「まだ崩れるかもしれない」と感じる局面だった。
そのあと4月1日は急反発したが、こういう戻しが本物かどうかは誰にも分からない。
今回の相場はそうやって何度も期待と警戒が入れ替わった。

この局面で4/3に @3.6371で100万円、4/6に @3.6571で50万円×2本 を追加した。
後から見ればかなり良いところを拾えているけど、その場では底かどうかは全く分からない。
しかもiDeCoは買いに3営業日のラグがある。
だからこそ、ここで動けたのは、先に約11万円の貯金を作っていたことと、暴落対応用の資金を事前にルールで決めて残していたことが大きい。

一時は評価額がかなり沈んだ。
それでも安易に売らなかった。
底で拾って、プラスが出たら利確する。
やったのはそれだけだ。

4/8は1/4利確、4/9は全部清算した

利確も本来は一気にやるものではない。
自分のルールでは、上がった時は 1/4ずつ、または1/3ずつ 数回に分けて利確していく。

4/8の利確は、そのルール通りだった。
急騰した場面で、まず 1/4を利確
ここは想定通りの動きだった。

ただ、4/9は違った。
本来ならここも さらに1/4だけ利確 して、残りは様子を見る形でもよかった。
でも実際には、相場の先があまりにも読めなかった。
戦争リスクも残っていたし、トランプ発言ひとつでまた大きく崩れる可能性もあった。
そこで本来の分割利確ではなく、全部清算 を選んだ。

結果として、その後相場はさらに戻した。
つまり4/9の全清算は、結果だけ見れば利益を減らしたことになる。
ここは反省点だと思っている。

ただ、それでも当時見えていたのは「まだ上がる」よりも、「何が起きてもおかしくない」という不安定な相場だった。
だから4/9の全清算は、ルール通りのきれいな利確ではなかったが、読めない相場に対して安全側に倒した判断でもあった。

まとめ

今回のC1は、相場を完璧に当てた話ではない。

高値圏で危ないと見られていた場面を先に買い、2/9と2/25・2/26で約11万円の貯金を作った。
そのあと戦争で崩れた相場を、事前に決めていたルールと余力で受けた。
第1フェーズ、第2フェーズ、第3フェーズと段階を分けてナンピンし、4/8はルール通りに1/4利確、4/9は読めなさすぎて本来より多く売って全部清算した。
結果として利益は減らしたが、それでも 5戦全勝、+231,292円 で終えた。

今回いちばん見てほしいのは、ここだ。
異常な相場でも、マイルールは機能した。
C1は、その実証になったと思う。

※この記事は個人のiDeCo運用記録であり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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